更新日:2022年8月2日

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留山川ダム

概要

最上川水系押切川は山形県天童市に位置し、その源を三沢山(標高1,042m)に発し、山間部を北西に流下し、田麦野地区を流れて留山川を合流し、さらに北西に流下して山口地区で不動沢川を合流し、天童市の市街地を流れて今町地区で乱川に合流する流域面積28.3km2、流路延長18.5mの一級河川です。

押切川流域は村山盆地内にあり、降雨量は梅雨期、台風期に多く、特に台風期の豪雨により災害が多く発生しています。近年では平成11年8月13日及び平成17年8月20日に局部的な集中豪雨により護岸の決壊や道路が崩壊し、田畑でも浸水被害が発生しています。留山川ダムでは、50年に1回程度の雨(204mm/24時間)が降った場合、留山川ダム地点において75m3/sの洪水を貯留し、下流の新原崎地点で180m3/sの洪水を130m3/sに低減し、押切川での氾濫を軽減することができます。

押切川の水利用は古くから行われ、主として農地かんがい用水に利用されており、中、下流域は河川沿いに耕地が広がり、稲作の他、畑作や果樹園に利用されています。渇水期においては留山川ダムで貯留している水を流し、安定的に取水できるようにします。また、河川として最低限必要な水を流すことにより川の流れを清潔にすると共に、川に生息する動植物を保護します。

留山川ダム全体写真

留山川ダム(平成23年撮影)

諸元

ダム名 留山川 位置 天童市 目的 かんがい 補給内容 農業用水
貯水池 流域面積 7.2平方キロメートル ダム 形式 重力式コンクリート 補給面積 157.0ha
湛水面積 0.99平方キロメートル 高さ 46.0m 発電 最大発電力 -
総貯水量 1,120千立方メートル 堤頂長 115.0m 常時発電力 -
有効貯水量 1,000千立方メートル 治水 計画高水量 95立方メートル/s 都水 給水区域 -
洪水調節量 675千立方メートル 計画放流量 20立方メートル/s 給水量 -
不特定容量 325千立方メートル 調節流量 75立方メートル/s 施工期間 H5~H23年度

留山川ダム流量配分図

見学案内と周辺情報

パンフレット

ライブカメラ

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ダムの問い合わせ先

村山総合支庁建設部 山形統合ダム管理課

(TEL)023-631-3526

お問い合わせ

県土整備部河川課 

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号

電話番号:023-630-2618

ファックス番号:023-625-3866