ホーム > くらし・環境 > 人権・男女共同参画 > 男女共同参画 > 性的マイノリティ(LGBT等)に関すること

更新日:2023年8月16日

ここから本文です。

性的マイノリティ(LGBT等)に関すること

性の多様性について

 近年、性の多様性についての社会的な関心は高まってきていますが、依然として社会の理解が十分に進んでいないことから性的マイノリティの方への差別や偏見が生じる等、当事者は社会生活上の様々な困難に直面し、不安や悩みを抱えています。

 性の多様性を認め合い、誰もが生きづらさを抱えることなく個性や能力を最大限発揮し、活躍できる環境づくりに向けて、性の多様性について考えてみませんか。

性の4つの要素

性のあり方には主に4つの要素があると考えられています。

 ・身体の性 (Sex)   

  性染色体や出生時の身体的特徴などをもとにして判断される生物学的な性別

  あるいはこの生物学的な性別に基づいて出生時に割り当てられた性別

 ・性的指向(Sexual  Orientation)

  自己の恋愛または性愛の対象となる性別についての指向 

 ・性自認/性同一性(Gender Identity)

  自己の性別についての認識

 ・性表現(Gender Expression)

  自己の性をどのように表現するか

  見た目やしぐさ、言葉づかいなどの表現に係る性別

性的マイノリティとは

 LGBTやその他の多様な性自認/性同一性や性的指向を持つ人を指します。

LGBT(Q)とは

 レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字をとった言葉で、性的マイノリティの人たちを表す総称として用いられます。

 ・ L(レズビアン)  性自認/性同一性が女性で、性的指向が女性に向く人。女性同性愛者

 ・ G(ゲイ) 性自認/性同一性が男性で、性的指向が男性に向く人。男性同性愛者

 ・ B(バイセクシュアル) 性的指向が男女どちらにも向く人。両性愛者

 ・ T(トランスジェンダー) 出生時に割り当てられた性別と性自認/性同一性が異なる人

 ・ Q(クエスチョニング) 自身の性のあり方について特定の枠に属さない人、わからない人、

               決めていない等の人

 ・ Q(クィア) 規範的とされる性のあり方以外を包括的に表す言葉

SOGI(ソジ)とは

 性的指向(Sexual Orientation)、性自認/性同一性(Gender Identity)の頭文字をとった言葉です。LGBTは性的マイノリティをあらわす総称であるのに対し、SOGIはすべての人々の性のあり方を指します。

関連用語

 ・シスジェンダー 

  出生時に割り当てられた性別(身体の性)に違和感がなく性自認/性同一性と一致している人

 ・ヘテロセクシュアル 

       性的指向が異性に向く人。異性愛者

 ・カミングアウト

  これまで公にしていなかった自分の性のあり方(性的指向や性自認/性同一性など)を本人が他者に表明すること

 ・アウティング

  本人の同意なく、その人の性のあり方(性的指向や性自認/性同一性など)を第三者に暴露すること。

  アウティングはプライバシーの侵害であり、本人の尊厳を傷つける行為ですので、同意なく第三者に伝えてはいけません。

 ・アライ

     性的マイノリティについて理解・共感し、応援する人。

県が実施する性の多様性に関連する取組

令和6年度政府の施策等に対する提案

 「多様性への理解促進と誰もが安心して暮らし活躍できる社会づくりの推進」をテーマとして、性的指向・性自認に関する多様性への配慮や環境整備に係るガイドラインを提示することを政府へ提案しました。

 詳しくはこちら(PDF:1,324KB)

「多様性が尊重される社会づくり推進セミナー」

 多様性が尊重される社会づくりに向けて、どなたでもご参加いただけるセミナーを開催します。

 ぜひご参加ください。

    多様性セミナー

 チラシはこちら(PDF:2,517KB)

 お申込みはこちら(外部サイトへリンク)

令和元年度ワーク・ライフ・バランス、男女共同参画および女性活躍に関する県民意識・企業実態調査

 「LGBT」や「カミングアウト」といった性的少数者に関する用語の認知度について調査を実施しました。「よく知っている」と「ある程度知っている」を合わせた『知っている』は、「カミングアウト」が 56.5%と最も高く、次いで「セクシュアル・マイノリティ」(48.8%)、「LGBT」(47.6%)となっています。一方で、「アウティング」は 7.7%、「SOGI」は 4.6%と認知度は低くなっています。

 詳しくはこちら↓

 令和元年度ワーク・ライフ・バランス、男女共同参画および女性活躍に関する県民意識・企業実態調査結果について 

相談窓口

 よりそいホットライン【セクシュアルマイノリティ専門ライン】

 厚生労働省の補助事業として、(一社)社会的包摂サポートセンターが実施する24時間フリーダイヤルの相談窓口です。

 TEL:0120-279-338(無料)※ガイダンスが流れたら「4」を選択してください。

 詳しくはこちら→https://www.since2011.net/yorisoi/n4/

関連情報

・「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」

 詳しくはこちら(内閣府)→https://www8.cao.go.jp/rikaizoshin/index.html

 

・「性的マイノリティに関する偏見や差別をなくしましょう」(法務省)

 詳しくはこちら→https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken04_00126.html

・「MYじんけん宣言・性的マイノリティ編」(法務省)

 企業・団体による性的マイノリティに関する取組を掲載しています。

 詳しくはこちら→https://www.moj.go.jp/JINKEN/myjinkenadv/top.html

・「あなたが あなたらしく生きるために 性的マイノリティと人権」(法務省)

 詳しくはこちら→https://www.youtube.com/watch?v=G9DhghaAxlo(法務省YouTubeチャンネル)

・職場におけるハラスメントの防止のために(厚生労働省)

 詳しくはこちら↓

 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/seisaku06/index.html

・多様な人材が活躍できる職場環境づくりに向けて~ 性的マイノリティに関する企業の取り組み事例のご案内 ~(厚生労働省)

 詳しくはこちら→https://www.mhlw.go.jp/content/000808159.pdf

・「性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について(教職員向け)」(文部科学省)

 詳しくはこちら↓

 https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/04/__icsFiles/afieldfile/2016/04/01/1369211_01.pdf

 

お問い合わせ

しあわせ子育て応援部多様性・女性若者活躍課多様性・女性活躍担当

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号

電話番号:023-630-2262

ファックス番号:023-632-8238

右ナビ-管理ナビ