更新日:2021年7月5日

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手足口病

1.手足口病とは

手足口病は、コクサッキーA16型・A10型・エンテロウイルス71型による感染症です。感染経路は、飛沫感染・糞口
感染・水疱からの直接接触があります。潜伏期間は2~7日(3~4日が多い)で、症状が治った後も3~4週間は便
からウイルスが排出されますので注意が必要です。
夏季を中心に流行し、乳幼児に多いといわれています。流行時期や好初年齢はヘルパンギーナと似ています。

2.症状

  • 発疹
    手のひら、足の裏、手の甲、足の甲、膝、肘、おしりに水疱が出現します。2~5mm程度の大きさでまわりが赤くなります。
    痛みや、かゆみは少なく5~7日で消失します。
  • 発熱
    熱は高くても38度台で、発熱期間も1~3日程度が多いようです。また、約40%の人は発熱症状がありません。
  • その他
    口の中に2~5mm程度の水疱性の口内炎ができます。
    やぶれて潰瘍化したりするので痛みが伴い、食欲不振や咽頭痛になります。
  • 合併症
    無菌性髄膜炎、心筋炎、脳症(特にエンテロ71型)などがあります。

3.対処方法

家庭では患者も周囲の人もよく手を洗い、唾液がつく可能性もあるのでタオルなどは別にしましょう。
口の中が痛くなることが多いので、食欲不振による脱水症に注意しましょう。ヨーグルトやゼリーなど刺激が少なくやわらかいものが食べやすいようです。

4.全国の流行状況

過去10年間の全国の流行状況はこちらをクリックしてください。

お問い合わせ

置賜総合支庁保健福祉環境部保健企画課感染症対策担当

住所:〒992-0012 米沢市金池七丁目1番50号

電話番号:0238-22-3002

ファックス番号:0238-22-3003