インフルエンザ
1.インフルエンザとは
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる感染症です。感染経路は、飛沫感染や接触感染です。
空気が乾燥している冬季に多く流行がみられ、潜伏期間は18~72時間で、突然の発熱で始まり、気管支炎や
肺炎を併発して重症化することがあります。体力のない高齢者や乳幼児は命にかかわることもあります。
学校保健安全法では、解熱した後2日を経過するまで出席停止となっています。
インフルエンザに関するQ&A(外部サイトへリンク)(厚生労働省HPへリンク)
2.症状
- 発熱
悪寒を感じ急な発熱ではじまり、半日以内に38度を超える高熱になります。発熱は3日程度続き、解熱しても
咳が続くなど回復には1~2週間かかることもあります。
- その他
咳やくしゃみのほか、頭痛、筋肉痛、関節痛などを伴うことがあります。
インフルエンザ発病後にインフルエンザ肺炎になることがあり、まれに重篤な呼吸困難を起こすことがあります。
- 合併症
肺炎、脳症などがあります。
3.予防接種と対処方法
- 予防接種
任意接種(※)で、インフルエンザワクチンがあります。
※65歳以上と60歳以上65歳未満の者であっても心臓、腎臓、又は呼吸器に病気がある方は定期予防接種
の対象になりますので、詳細はお住まいの市町にご確認ください。
- 対処方法
空気が乾燥しているとウイルスが長時間漂います。加湿器などで湿度を保ちましょう。
患者も周囲の人もよく手を洗い、マスクを着用して咳エチケットを励行しましょう。
4.全国の流行状況
過去10年間の全国の流行状況はこちらをクリックしてください。