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更新日:2024年4月1日

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石巻新庄道路の計画の具体化に向けた検討について

本日、国土交通省から、「石巻新庄道路について、県境部付近など現道課題の多い区間の計画の具体化に向けた検討を関係自治体と連携して進める」と発表がありました。

石巻新庄道路は、新庄酒田道路とともに、太平洋側と日本海側を高規格道路によって相互に結ぶ「みちのくウエストライン」構想を構成する道路です。「みちのくウエストライン」は、産業振興、観光振興に寄与するものと期待するほか、災害発生時の支援ルートとして地域を守るためにも重要な路線であります。

しかしながら、石巻新庄道路は新広域道路交通計画において、高規格道路(調査中)路線として位置付けられているものの、全線において未事業化区間となっております。高規格道路の整備効果を最大限に発現するためには、縦軸とともに横軸の整備は不可欠だと考えております。

こうしたことを踏まえ、令和5年8月には、みちのくウエストライン「石巻新庄道路・新庄酒田道路」整備促進に関して、村井宮城県知事や宮城・山形県議会議長などともに、直接、国土交通省に対し要望を行ったところであります。

この度、石巻新庄道路の計画の具体化に向けた検討を進めていただけることは、事業化に向けて一歩前進することとなり、日本海側と太平洋側との連携強化が図られることから、国土交通省はじめ関係機関の皆様に厚くお礼申し上げます。

県としましては、石巻新庄道路をはじめとする高規格道路ネットワークの早期形成に向け、県民の皆様、宮城県や沿線自治体など関係機関とともに、引き続き力を入れてしっかりと取り組んでまいります。
 


令和6年4月1日