日本海沿岸東北自動車道「遊佐比子IC～遊佐鳥海IC」間及び国道113号「梨郷道路」の開通について

　この度、国土交通省が事業を進めております日本海沿岸東北自動車道「遊佐比子IC～遊佐鳥海IC」（延長6.5km）及び新潟山形南部連絡道路の一部を構成する国道113号「梨郷道路」（延長7.2km）が、それぞれ、令和6年3月23日及び同月9日に開通することとなりました。

　これらの開通は、沿線の皆様をはじめ、多くの皆様が心待ちにしていたものであります。貴重な用地の提供など、事業に御協力いただきました皆様や、国土交通省をはじめ御尽力いただきました全ての皆様に厚くお礼申し上げます。県としましても、これまで、事業用地の先行取得や事業費の一部を負担するなど、でき得る限り最大限の協力を行ってまいりました。

　今回の開通により、庄内地域では日本海側の拠点の交流・連携強化、置賜地域では東北中央自動車道など既存の高規格道路ネットワークと合わせた交流促進が図られます。具体的には、物流の効率化による産業振興、アクセス性・周遊性の向上による観光振興、救急医療搬送の迅速性・定時性の向上、さらに災害時における県民の安全・安心の確保に寄与するものと大いに期待しているところです。

　また、日本海沿岸東北自動車道では「遊佐象潟道路」及び「朝日温海道路」の整備が進められており、新潟山形南部連絡道路では「小国道路」の整備のほか、「小国～飯豊」間で事業化に向けた調査が進められております。
　このように、着実に事業の進展が図られているところであり、大変喜ばしく思っております。

　今後とも、「人と自然がいきいきと調和し、真の豊かさと幸せを実感できる山形県」の実現に向け、本県の高規格道路ネットワークが早期に完成するよう、関係機関や県民の皆様とともにしっかりと取り組んでまいります。
 

令和6年1月31日