更新日:2023年1月24日
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酒類は、私たちの生活に豊かさと潤いを与えるものであるとともに、酒類に関する伝統や文化は私たちの生活に深く浸透しています。しかしながら、多量の飲酒、20歳未満の者の飲酒、妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は、心身のアルコール健康障害の原因となり、本人の健康の問題だけでなく、その家族へ深刻な影響を与えたり、飲酒運転、暴力、虐待、自殺等のアルコール関連問題を生じさせる要因となっています。
アルコールに関する多くの社会的な問題を背景として、国は、平成25年に「アルコール健康障害対策基本法」を制定し、平成28年に「アルコール健康障害対策推進基本計画」を策定しました。これにより、アルコール健康障害対策についての基本的な枠組や方向性が示されました。
県民に対する、アルコール健康障害の発生、進行、再発の各段階での対策を推進し、アルコール健康障害に対する正しい理解を広く浸透させていくためには、国の取組に合わせて、本県における取組を推進していくことが必要です。
本計画は、国の取組を踏まえ、本県におけるアルコール健康障害対策を総合的かつ計画的に推進していくために策定するものです。
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