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更新日:2023年6月22日

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麻しん(はしか)に注意しましょう!

日本は麻しんの排除国ですが、海外で麻しんに感染し、帰国後に発症する事例が確認されております。

麻しんの感染力は非常に強く、免疫がない方が感染するとほぼ100%発症すると言われています。

麻しんの予防には、予防接種が有効ですので、母子手帳等でご自身の接種歴を確認しておきましょう。

詳しくは下記リーフレットをご覧ください。

麻しんチラシ画像(PDF:539KB)

麻しんについて

症状

初期症状:発熱(38℃前後)、咳、鼻水、目の充血、目やになど

いったん熱が下がっても、再び発熱し、全身に発疹が出ます。さらに、4~5日間高熱が続きます。

※通常は7~10日ほどで回復しますが、肺炎や脳炎を合併し、重症化することもあります。

※妊娠している方が感染すると、流産や早産を引き起こす可能性があります。

潜伏期間

10~12日(最大3週間程度)

治療

特別な治療法はありません。対症療法が中心になります。

予防方法

麻しんは感染力が非常に強く、空気感染するため、手洗いやマスクの着用だけでは予防できません。

麻しんの予防には、ワクチン接種が有効です。

予防接種

定期接種の対象は、「1歳児」「小学校入学前1年間の幼児」です。

ワクチンの1回接種で95%の人が、2回接種で99%以上の人が免疫がつくと言われています。

麻しんにかかったことがなく、ワクチン接種を2回受けていない方は、ワクチン接種を検討してください。

海外渡航を予定されている方へ  

麻しんは、世界で流行している感染症で、特に東南アジアで多く発生しております。

海外に行く前に母子手帳等で麻しんの予防接種歴を確認し、2回接種していない方は予防接種を検討してください。

帰国後2週間程度は、高熱や全身の発しん、咳、鼻水、目の充血などの症状がないか健康状態に注意してください。

海外の感染症発生状況については下記サイトをご確認ください

厚生労働省検疫所FORTH(外部サイトへリンク)

麻しんにかかったかな?と思ったら

麻しんが疑われる場合は、必ず事前に医療機関へ連絡し、指示に従い受診しましょう。

受診時は公共交通機関の利用は避けましょう。

麻しんが疑われる場合

・海外など麻しんの流行地への旅行後に、発熱や発しんなどの症状が現れた場合

・ワクチン接種歴が0回または1回の場合

・周囲に麻しんにかかった人がいる場合  など

お問い合わせ

健康福祉部健康福祉企画課 

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号

電話番号:023-630-2315

ファックス番号:023-625-4294