更新日:2025年6月16日

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米沢トンネルについて

ご意見

 山形新幹線米沢トンネル(仮称)は、フル規格新幹線が通れる形で、JR東日本、国と協議して一日も早く着工してほしいです。(2025年6月2日)

県の取組状況

 山形新幹線米沢トンネル(仮称)は、山形新幹線の高速化や安定性向上に資する効果が大きいことに加え、時速200km以上での走行も可能な緩やかな線形とすることで、奥羽新幹線の足掛かりになるものです。
 昨年度まで行っていた県とJR東日本との共同調査の結果、大幅な計画変更の必要性は認められなかったものの、JR東日本において事業費と工期を再算出した結果、物価高騰や働き方改革の影響により、事業費は約2,300億円、工期は着工から約19年とそれぞれ当初計画に比べ増加することとなりました。なお、事業費は現行の山形新幹線車両が複線で走行可能な幅として算出しており、より幅の広い東北新幹線車両が複線で走行可能な幅で整備すると、事業費はさらに増加することになります。
 事業費の増加などを踏まえれば、政府による支援の獲得が一層重要ですので、事業化に向けては、費用負担を含む事業スキームの検討を政府、JR東日本と三者で行ってまいります。併せて、トンネル整備により、本県に大きな経済波及効果が見込まれるので、そうした効果も県民に示しながら、整備に向けた一層の機運醸成を図ってまいります。(2025年6月12日その他)

( みらい企画創造部 総合交通政策課 )