県のコクチバス対策について

ご意見

　山形県のコクチバスについて、県では完全駆除に向けた具体的な生息数の減少や将来予測をどのように捉えているのでしょうか。報道で駆除釣り大会で駆除したバスの匹数を見ましたが、これが山形県に生息するコクチバスの総数のどれだけの割合を占めているのでしょうか。今後、完全駆除は可能なのでしょうか。 (2025年5月29日)

県の取組状況

　山形県内においてコクチバスは複数の水系で増加傾向にあると考えられますが、生息場所が広範囲に渡るため、生息総数の正確な把握や完全駆除は困難と考えています。内水面漁業協同組合や関係市町村と連携し、駆除活動と啓発を推進し、被害の低減を図っています。県が支援する駆除釣り大会では1,500尾以上のバスが駆除され、漁業被害の低減に寄与しています。
　上記で述べたとおり、広範囲に生息していることから生息総数の把握が難しく、駆除個体数の全体に占める割合も不明ですが、県としては生態系保全の観点からも、外来種であるコクチバスの影響を重く見ており、引き続き駆除活動を継続するなど対策に取り組んでまいります。 (2025年6月9日実施中・実施済)

（ 農林水産部 水産振興課 ）