女性の県外流出の調査について

ご意見

　山形県の女性が県外へ流出している統計結果がありますが、その理由について、広く若者などを対象に調査してほしいです。(2023年6月19日)

県の取組状況

　県外への転出超過のうち、進学や就職を機とした若年層の県外流出が約8割を占め、中でも女性の転出超過数が多いことから、その抑制が大変重要と考えています。
　県では、このような状況を踏まえ、県内の大学生を対象とした「若者の『仕事・就業』への意識等に関する調査」など、若者の県内定着・回帰の促進に向けた調査を実施しています。
　調査結果は、産業、労働、教育等の関係機関と連携し設置した「若年女性県内就職・定着促進協議会」において共有し、協議会に参画する外部有識者からいただいた様々なご意見も参考にしながら、若年女性の県内就職・定着に向けた施策を展開しているところです。
　また、昨年度は、県内の高校生や大学生を中心に、山形県での生活等に関して、直接お話をうかがい、若者の声から見えてきた現状等を踏まえ、今年度から県民幸福度の向上を目指した施策にも新たに取り組んでいます。
　こうした取組みを進めつつ、本県の人口の動向や各種施策の成果・課題の分析、他県の先進事例等に関する調査・研究を行い、また、様々な県民の皆様のご意見をお聞きしながら、女性の県外流出の抑制について、引き続き取組みを進めてまいります。(2023年6月30日実施中・実施済)