熊射殺の件について

ご意見

　市街地に出没したクマを被害がないのに駆除するのは、非道ではないですか。(2023年6月9日)

県の取組状況

　近年、山形県内では、ツキノワグマの出没が増加傾向にあり、毎年のように人身被害が発生し、今年も既に1件の人身被害が発生しています。
　特に今年は、住宅地及びその周辺における目撃が多くなっており、ツキノワグマとの不意の遭遇により、通学時や学校における児童・生徒などへの人身事故が懸念される状況です。
　県では、身を隠す場所となるやぶの刈り払いや樹木の伐採などにより、クマの出没を抑制するほか、出没した際には追い払いなどにより、クマとの棲み分けを図るなど、共生に向けた取組みを今後も行ってまいります。
　しかし、今回のように住宅地周辺でのクマの出没が継続し、人身事故のおそれが高まった場合には、地域住民の安全を確保するため、最終的に捕獲を選択することもやむを得ないと考えていますので、ご理解をお願いします。(2023年6月23日実施中・実施済)

（ 環境エネルギー部 みどり自然課 ）