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更新日:2023年2月10日

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遊佐沖洋上風力発電事業について

ご意見

 日本海上での風力発電事業には危機感を覚えます。風車は自然災害(台風、地震、雷、津波)に脆弱です。洋上となると塩害も加わります。保全という点でも、高いプロペラ頂上までの決められた整備保全と人材は欠かせません。塩害により発電機やプロペラシャフトの錆、グリスの劣化など絶縁不良が発生しやすくなり、漏電により発火炎上も懸念されます。県として正しい認識をもって判断するよう要望します。(2023年1月30日)

県の取組状況

 遊佐町沖の洋上風力発電事業については、令和3年9月に「海洋再生エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」における今後の促進区域指定に向けた「有望な区域」に整理されています。以降、令和4年1月に法定協議会設置、令和4年9月に第2回法定協議会、12月に第3回法定協議会を開催し、今後導入できるかどうか法律の定める手続きに則って検討を進めています。
 今後、協議が整った場合、促進区域の指定、事業者の公募・選定がなされることになりますが、洋上風力発電に限らず、発電事業者は関係法令や技術基準等に従って、ご懸念の事態が生じないよう常に発電設備を適切に維持管理することが必須であり、発電事業を実施するうえでの前提となっています。
 県としても、選定事業者には適切な維持管理が行われるよう、必要に応じて法定協議会等の場も通じて確認を行ってまいります。(2023年2月8日実施中・実施済)

( 環境エネルギー部 エネルギー政策推進課 )