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更新日:2023年2月2日

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「フルーツ・ステーション」について

ご意見

 フルーツ・ステーションについて、一度議会で反対を受けましたが、再度議会に諮った理由を教えてください。
 また、この箱モノ整備は、採算の取れる計画なのでしょうか。生産者にとってメリットはあるのでしょうか。広報目的であれば他にコンテンツがあると思いますが、他の案は検討したのでしょうか。県外客をターゲットにするのであれば、他にも候補地があると思いますが、寒河江市が候補地となった経緯を教えてください。(2023年1月23日)

県の取組状況

 令和4年2月に提案した「果樹王国情報発信拠点施設」の整備方針については、それまでの議会への説明が不十分であったこともあり、改めて情報発信のあり方を幅広い観点から検討し、この度、取組方針をまとめた実行計画の素案たたき台を作成し、県議会に報告したところです。
 計画では、まずは県産フルーツに興味をもっていただき、さらに実際に山形県・産地を訪れてフルーツを楽しんでいただくことで、継続的なフルーツファンを増やすということを重視し、「プロモーションの強化」と「フルーツ・ツーリズムの推進」という2つの施策の柱を掲げました。
 このうちフルーツ・ツーリズム推進のための具体的な取組みとして盛り込んだ「フルーツ・ステーション」は、寒河江市のみではなく、県内の各フルーツ産地においても、ポテンシャルのある場所へ同様に設置を促し、それらをネットワーク化する案としており、県としてもそれを支援していくことを検討しています。
 さらに、先導的なフルーツ・ステーションは、公共施設を設置するのではなく、公園の整備を通して、民間事業者がフルーツを活用した事業やサービスを提供できる場を官民連携で創り出すという新しい考え方・手法を導入した案としています。県としては、高速道路網からのアクセスの良さや、周辺の施設との連携を見込んで、最上川ふるさと総合公園を候補地とし、今後、民間事業者の参入意欲を聴き取るなど、官民連携手法の導入可能性を調査することを検討しています。その中で経済効果や周辺施設との連携なども検討してまいります。(2023年1月31日検討)

( 農林水産部 農政企画課 )