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更新日:2024年1月24日

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教育資料館の県民への周知について

ご意見

 先日、教育資料館を同年代の仲間で見学しました。洋風建築の外観、館内には明治から戦時中、戦後の興味深い教材や机が展示されていて、私たちが学んだ小学校の原風景もありました。ここには、平和の有難さに気づかせ、心を豊かにする機能を感じました。
 しかし、この資料館について県民の認識は低いように思います。もっと県民に周知し、見学者を増やす取り組みが必要ではないでしょうか。 (2023年12月26日)

県の取組状況

 教育資料館は、明治34年に建築された「旧山形師範学校本館」(国指定重要文化財)に"教育県山形"の教育のあゆみを展示する施設として、昭和55年に開設され、それ以降、教育に特化した展示活動を続けています。
 当館は、日頃から、近隣小学校の学習のために来館していただいたり、シニア世代のサークル活動の一環として来館していただいたりするなど、様々な世代の学びの場として県民にご活用いただいています。
 また、県立図書館では当館が所有する明治後期から昭和初期にかけての筆記用具の展示を実施したり、文化に触れる機会の創出のため、近隣施設とのスタンプラリーを実施したりするなど、他施設との連携にも取り組んでいます。
 当館を運営している県立博物館としては、このような取組みを広く県民に知っていただけるようホームページやSNSなどで情報発信を行い、さらに魅力ある展示とするための取組みを進めてきたところです。
 教育資料館は、明治の面影を残す建物を利用し、教育の歴史について学ぶことが出来る貴重な施設となっていますので、今後とも、より多くの方々にご利用いただけるよう情報発信の在り方や魅力ある展示内容の検討を進めてまいります。 (2024年1月15日実施中・実施済)

( 観光文化スポーツ部 博物館・文化財活用課 )