更新日:2022年6月10日

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エアロゾル感染について

ご意見

 国立感染症研究所が、ウイルスを含んだ空気中に漂う微粒子(エアロゾル)を吸い込んで新型コロナウイルス感染症に感染するとの見解を今年3月にホームページで公表しました。
 マスクはエアロゾル感染対策には疑問があるほか、学校でマスク着用が熱中症対策より優先されている場面があると聞いています。
 県では、マスクの着用が新型コロナの感染防止に今なお有効であると考えているのでしょうか。(2022年5月17日) 

県の取組状況

 マスクの着用については、令和4年5月20日に、厚生労働省から、基本的な感染対策としてのマスク着用の位置づけを何ら変更するものではないとした上で、「屋外で、2メートル以上を目安として他者との距離が確保できる場合はマスクを着用する必要はない」など、屋内外におけるマスクの着用の考え方等が示されたところです。県では、これを踏まえ、医療専門家等の意見もお聞きしながら、県民の皆様にマスクの着用について分かりやすく周知をしてまいります。
 エアロゾル感染については、室内の換気が不十分な場合、感染のリスクが高まると言われています。県としては、県民の皆様に対して、特に換気の徹底をお願いするとともに、状況に応じた不織布マスクの着用や、ゼロ密(密集・密接・密閉のすべてを避ける)、換気、こまめな手洗い、消毒といった、基本的な感染防止策の徹底を繰り返し呼び掛けています。
 なお、各県立学校に対しては、気温・湿度等が高い日には、身体的距離を確保した上で、マスクを外すといった熱中症防止へ配慮したマスクの着用について徹底するよう県教育委員会から指示するとともに、小中学校を所管する各市町村教育委員会に対しても同様の対応を依頼しています。
 県としては、引き続き、感染拡大防止対策に取り組んでまいりますので、御理解と御協力をお願いします。(2022年6月8日実施中・実施済)

( 健康福祉部 コロナ収束総合企画課 教育庁 スポーツ保健課 )