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更新日:2022年5月24日

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木質バイオマス推進の妥当性について

ご意見

 「木質バイオマス」は低炭素とされていましたが、否定する報告が欧州委員会から出されています。木質バイオマスの燃料利用が温暖化対策に有効とするこれまでの見解は誤りの可能性があります。もちろん間伐材などの地域資源を有効に活用するのは大切なことです。木質バイオマスストーブの燃料として消費する以外に良い方法はないものでしょうか。(2021年9月27日)

県の取組状況

 情報提供のありました欧州委員会の報告は、森林由来の木質バイオマスの燃料利用を増やした時に、気候や生物多様性などに与える影響について、林地残材を利用した場合や伐採後に植林した場合など様々な観点から検証した内容になっています。
 本県では、地域の豊かな森林資源を余すことなく活用していくことで、林業の振興や雇用の創出を図り、地域の活性化につなげていく「やまがた森林ノミクス」の取組みを推進しており、木質バイオマスの燃料利用については、これまでは林内に放置されることが多かった間伐材などを有効活用する取組みとして進めています。また、木質バイオマスを地域内で活用することで化石燃料の使用が削減されるとともに、地域の活性化に繋がるものと考えています。これらの取組みを継続することにより、今後とも低炭素社会の実現に貢献してまいります。(2022年5月19日実施中・実施済)

( 農林水産部 森林ノミクス推進課 )