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更新日:2021年6月30日

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県立高校音楽部の定期演奏会の開催規制について

ご意見

 ある県立高校の音楽部の定期演奏会を毎年楽しみにしていますが、今年は、県教育委員会からの指導により、新型コロナウイルス感染防止対策のため、観覧できるのは、学校の生徒及び教職員、音楽部生徒の県内在住の家族のみとのことでした。
 文化庁では、クラシックコンサートは観客が大声で歓声、声援を行うものではなく、観客席における飛沫の発生は少なく感染リスクが低いとしています。高校生の歌声にコロナ禍を乗り切る勇気や元気をもらっている一般市民の観覧を可能にしてほしいです。(2021年6月7日)

県の取組状況

 部活動に起因する高校等でのクラスター発生や、感染力や重症化リスクが高いとされるN501Y変異株への感染の置き換わりにより、本県の医療崩壊が懸念されたため、5月20日、知事と医療関係者による緊急メッセージが発出されました。この際、部活動の大会開催にあたっては、無観客をはじめとした感染対策の強化、徹底が求められたことを受け、県教育委員会では、主催者である県高体連と連携し、県高校総体については、感染リスクを可能な限り低減するため、無観客として実施しました。
 文化部の定期公演等についても、生徒の感染リスクを可能な限り低減するため、徹底した感染防止対策に取り組むこととしており、文化部の生徒の活動成果の貴重な発表の場であることに鑑み、観客については、自校の生徒及び教職員、県内在住の公演参加生徒の家族に限り、2週間の健康調査用紙の提出を求めるなど対策を強化した上で実施可能としています。
 文化芸術活動は、私たちの希望や活力となる大切な存在であると認識しています。引き続き、県内の感染状況や医療専門家等の意見等を踏まえながら、高校生の文化部活動の充実と感染防止対策の両立に努めてまいります。 (2021年6月29日その他)

( 教育庁 高校教育課 )