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更新日:2021年6月4日

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ユネスコ世界遺産へ申請について

ご意見

 東北には貴重な文化や自然が有ります。
 山形県にも「出羽三山」という素晴らしい日本の山岳信仰の聖地が有ります。
 そこで、もっと世界に向けてアピールするために世界遺産登録を目指したらどうでしょうか。(2021年5月27日)

県の取組状況

 古より信仰をあつめてきた羽黒山、月山、湯殿山の三山を巡ることは、死と再生を辿る「生まれかわりの旅」として江戸時代に庶民の間で広がり、出羽三山信仰は日常の生活に深く根付いた地域に暮らす人々に支えられ、数百年の時を超えて今なお息づいています。
 県では、この出羽三山地域が有する日本古来の自然と信仰の結び付きを今に伝える文化財について非常に文化的価値が高いものと認識し、世界遺産の暫定リストへの搭載を目指し取り組んだところですが、現在は日本遺産の認定を受け、有形・無形の魅力的な文化財を活用しながら多様な取組みを進めています。
 具体的には、山岳信仰に根付いた特有の歴史文化や自然の魅力を国内外に発信したり、周辺の受入環境整備のほか、地域経済の活性化などに取り組んでいるところです。
 自然と信仰が結び付いた出羽三山地域の文化財を守り、後世に伝えていくため、今後も地域と連携しながら地域活性化の取組みを進めるとともに、その魅力を広く発信してまいります。 (2021年6月2日その他)

( 観光文化スポーツ部 文化振興・文化財活用課 )