更新日:2021年11月22日

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SDGsの普及啓発について

ご意見

 SDGsへの関心が高まっていますが、自分に何ができるのかがよくわからない、と思うことがあります。自治体として、県民にSDGsの17のゴールに沿って、例えばこの目標であればこういうことができます、といったことをもっと啓蒙し、働きかけてはどうでしょうか。 (2021年11月8日) 

県の取組状況

 SDGsは、持続可能で多様性と包摂性のある、よりよい社会の実現に向けた世界共通の目標です。
 本県でも、第4次山形県総合発展計画で「県民一人ひとりの希望を実現して、真の豊かさ、生きがい・幸せを実感でき、持続的に発展する」県づくりを目指しており、SDGsの理念と合致した県政を進めてきたところです。
 昨年8月に、SDGsの推進に向けて、県と山形大学、山形新聞社の三者が共同宣言を行い、新聞やSNSなどを活用した情報発信やSDGsをテーマとするイベントなども行われています。
 また、本年7月には、知事を本部長とする「山形県SDGs推進本部」を設置し、全庁一丸となって、SDGsの実現に向け、県の施策を総合的に推進しています。
 県としては、企業や大学等と連携して、オンラインセミナーを開催し、例えば、県内でも流通している農畜産物などを生産している事業者から、持続可能な循環型農業の取組みを具体的に紹介していただくなど、県内の自治体や企業の取組事例を広く紹介しています。
 また、若者を対象に、身近で取り組みやすいテーマなどを取り上げたワークショップを開催し、地元産品を購入することで、地域経済の活性化や輸送コストの削減等につなげる、いわゆる「エシカル消費」をはじめ、積極的な情報発信に努めています。
 SDGsの実現に向けては、県や市町村をはじめ、企業やNPOなどの各種団体の取組みに加え、県民一人ひとりが「自分ごと」として、できることから取組みを進めていくことが重要であると考えています。
 今後とも、SDGsの実現に向けて、普及啓発活動をはじめ、県内市町村や企業・団体など多様な主体の取組みと連携しながら、県民運動につなげてまいりたいと考えています。引き続き、御理解と御協力をお願いします。 (2021年11月17日実施中・実施済)

( みらい企画創造部 企画調整課 )