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更新日:2020年6月2日

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新型コロナウイルス感染症影響下での県立保健医療大学の学生への支援について

ご意見

片親で子供もアルバイトをしながら、県立保健医療大に通わせていますが、新型コロナウイルス感染症の影響で給料が下がり、子供もアルバイト先の休業により収入がなくなり困っています。学校からは遠隔授業との連絡がきましたが、パソコン代やプリントの印刷代等思いもよらない出費が多いです。この状況下では休校も仕方ないですが、学生に対しての現金給付や貸付制度、授業料の減額等、学生に対しての支援を考えて頂けないでしょうか。(2020-05-07)

県の取組状況

県立の高等教育機関である保健医療大学の学生の皆さんには、県内の医療機関におけるリーダーとなり、本県の医療・福祉の水準を向上させる役割を担っていただくことに、県民の大きな期待が寄せられています。大学においては、安心して学生生活を過ごし、知識や技術をしっかり身に付け、こうした期待に応えていただけるよう、学業や生活上の不安などを抱える学生に対し、柔軟かつきめ細やかに相談・支援する体制を整えているところです。
学生の支援につきましては、令和2年度より高等教育の修学支援新制度が開始されたところであり、授業料の減免と給付型奨学金の2つの制度により修学をサポートしているところです。新型コロナウイルス感染症の影響で、家計が急変した学生も制度の対象となりますので、内容の詳細等について、大学の教務学生課にお問合せください。
併せて、文部科学省のホームページで新型コロナウイルス感染症の影響を受けた学生等に利用いただける制度の情報が掲載されていますので、御参照いただき、それぞれの問い合わせ先に御相談ください。
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/hutankeigen/1420041_00003.htm
また、大学において遠隔授業が開始されたところですが、パソコン等の準備が難しいとの声をいただいていることから、貸出し用機器の配備など受講しやすい環境の整備について現在検討しているところです。今後も学生の皆さんの声をお聴きし、また、他県の状況なども把握しながら、どのような支援が可能か検討してまいります。
県としては、今後とも保健医療大学と連携し、将来の地域医療を支える人材の育成に向け、学生が安心して修学できる環境づくりに努めてまいります。(2020-05-26 実施中・実施済)

( 健康福祉部 健康福祉企画課 )