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更新日:2020年5月14日

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木質バイオマスストーブへの補助要件の見直しについて

ご意見

県では家庭での薪ストーブ導入に対し補助を実施していますが、薪ストーブから発せられる煤煙により健全な住環境が損なわれます。補助を受ける際、近隣住民の同意を得ることを要件としてほしいです。(2020-04-30)

県の取組状況

本県では、薪ストーブなどの木質バイオマス燃焼機器の導入に対する支援を実施していますが、これは地球温暖化対策や再生可能エネルギーの利用拡大、森林資源の利活用などを目的に実施しているものです。
一方、薪ストーブから発せられる煤煙や臭いなどが近隣住民とのトラブルの原因となり得ることも承知しています。
そのため、令和2年度より薪ストーブについては、ヨーロピアンノームやEPA(米国環境保護庁)等の承認を受けた設備、又は二次燃焼機能を備えたそれらと同等の水準の環境性能を有する設備を補助対象としたところです。
また、近隣住民への配慮を促すため、薪ストーブの設置者から、使用時間帯や煙突の位置・高さ、煤煙や臭いが迷惑にならないよう近隣に配慮する旨の確認事項を明示した確認書を徴取しており、併せて設置事業者に対しても同様の旨を周知しています。
今後とも薪ストーブの設置者に対し、煤煙や臭いをできるだけ少なくしていくための啓発を図るとともに、近隣住民から理解をいただき使用できるよう引き続き導入支援に際し十分配慮してまいります。(2020-05-12実施中・実施済)

( 環境エネルギー部 エネルギー政策推進課 )