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更新日:2020年4月13日

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「高校受検における障がいのある受験生の定数内不合格をなくすための助言及びあっせんを求める要望書」等について

ご意見

高校入試において、入学定員に余裕があるにもかかわらず不合格となりました。受検したのは障がいのある子だったのですが、障がいを理由に不合格としたのであれば、障がい者に対する差別的な対応ではないでしょうか。(2020-03-12)

県の取組状況

入学者の選抜は、「令和2年度山形県公立高等学校入学者選抜実施要項」に基づき、「調査書及び学力検査の成績等に基づき、各高等学校、学科等の特色に配慮しつつ、その教育を受けるに足る能力・適性等を判定して行う」こととしています。各高等学校では、入学定員の確保に努めていますが、志願者が定員に満たない場合でも、判定の結果、残念ながら不合格になることもあり得ます。
障がいのある受検生に対しては、障害者差別解消法に基づき、本人・保護者の希望、障がいの状況等を踏まえ、別室での受検、試験時間の延長、拡大文字による問題用紙の提供許可等、他の受検者と同等の機会を提供する合理的な配慮を行っています。一方、入学者選抜の判定に当たっては、合理的配慮によって他の受検者との公平性・公正性を欠くことのないよう十分留意し、厳正に行っています。
なお、入学者選抜における学力検査の教科別得点の提供希望者には、出願時に所定の手続きを行うことにより、合格発表後、郵送により提供を行っていますので、得点の状況についても確認いただけます。
今後とも、入学者選抜については、法令や文部科学省の通知等に基づき、毎年検証を重ねながら検討をすすめてまいります。(2020-04-07実施中・実施済)

( 教育庁 高校教育課 )