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更新日:2021年3月25日

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木質バイオマスストーブへの補助金について(フォローアップ)

ご意見

木質バイオマスストーブから呼吸器疾患を誘引する物質が排出されていることや、日本には排出規制がないことを環境省のガイドブックで読みました。木質バイオマスストーブの住宅街での使用は健全な住環境を維持するうえで問題があるので使用を控えるべきではないでしょうか。 (2020年2月28日)

県の取組状況

【前回回答】
本県では、地球温暖化対策や再生可能エネルギーの利用拡大、森林資源の利活用などを目的に薪ストーブなどの木質バイオマス燃焼機器の導入に対する支援を行ってきているところです。
木質バイオマス燃焼機器に限らず物が燃焼する際には、呼吸器疾患の原因ともなりうる微小粒子状物質(PM2.5)等の有害成分が微量ながら発生しますが、高性能な木質バイオマス燃焼機器やしっかりと乾燥させた薪を適正に使用することにより、排ガス中の有害成分は大幅に抑制することができます。日本国内においては小規模な木質バイオマスストーブに関する規制や基準は整備されていませんが、県がこれまで導入を支援してきました機器のほとんどが、燃焼効率が良く、排煙を再度燃焼させる「二次燃焼」等の機能を備え、有害成分の排出を抑制できる製品となっています。
なお、今後とも、木質バイオマス燃焼機器の使用者に対して、機器から煙や臭いをできるだけ発生させない配慮をしていただくよう啓発を図っていきたいと考えています。 (2020年3月9日 検討)

【現在の取組状況】
令和2年4月から県補助金の申請の際、木質バイオマス燃焼機器の適切な使用方法に関する確認書の添付を義務付けており、その中で使用者に対して近隣住民への配慮について啓発を図っているところです。(2021年3月15日 実施中・実施済)

( 環境エネルギー部 エネルギー政策推進課 )