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更新日:2021年1月25日

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不登校の子どもの通知表について

ご意見

 不登校の小学生の子どもがいます。学期末に通知表をもらいますが、一般的な通知表とは別に、それぞれの形で頑張っている子どもたちをもっと評価するような評価の仕方を検討してほしいです。(2020年12月28日)

県の取組状況

 不登校の児童生徒への支援については、「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目指すものという観点が必要です。また、支援する際には、不登校の時期が、児童生徒にとって、休養や自分を見つめ直す等の積極的な意義を持つことがある一方で、学業の遅れや進路選択上の不利益、社会的自立へのリスクが存在することに留意する必要があります。
 そうした中で、学習状況等を適切に評価し、保護者にお伝えすることは、児童生徒の学習意欲に応え、自立を支援するという大きな意義があります。
 この度の御意見を受け、県教育委員会では、当該小学校を所管する市町村教育委員会に対し、不登校の児童生徒個々の状況に応じた柔軟な対応を行うよう助言しました。
 引き続き、市町村教育委員会と連携し、児童生徒に寄り添いながら、個々の児童生徒の状況に応じた支援を行うことができるよう努めてまいります。 (2021年1月19日その他) 

( 教育庁 義務教育課 )