更新日:2022年5月20日
ここから本文です。
主な仕事は、警察署、交番・駐在所などの警察施設における新築工事や改修工事などの設計、監理、検査等です。
一口に工事といっても、実際に庁舎新築等の事業が決まれば、どんな構造・設備・機能を持った施設にするか検討するほか、場所の選定や、予算の取得に向けた調整なども行います。
その後は、選定場所における地権者との折衝や地域住民の方々の理解が得られるよう説明会を開くこともあります。
実際の建築工事が始まるまでだけを見ても、たくさんの人がかかわることになり、人の数だけ、説明を重ねることになります。
その分、施設が完成した時にはその喜びを大きく感じることのできる仕事です。
人柄の明るい人が多く、分からないことがあっても、上司に声を掛けやすい雰囲気があります。仕事も仲間と協力することが多いため、学びながら覚えることができます。
県内の出張が毎週のようにあります。警察施設の数だけ現場がありますので、同時に県内にも詳しくなります。出張は、昼食も外食(ラーメン等)になるので別の楽しみもあります。
どれだけ勉強を重ねても、現場で問題にぶつかった際にどうすればいいかわからないときがあります。
この場合、自分で調べて問題を解決していくことも必要ですので、率先して自分で物事を調べることができる人が向いていると思います。
新庄警察署の新築移転工事に携わったときのことです。警察署で勤務する職員がより仕事をしやすい環境にすること、そして警察署を訪れる地域住民の方々がより快く利用できることを念頭に、建物の構造や設備を考えることは、自分が将来住む家を考えるより難しく感じました。
この工事は、そこに住む地域住民の方々の理解があって初めて成り立つものであり、何より多くの方の支えがあって警察組織が成り立っていることを実感できました。時間を掛けただけ、完成した時の喜びは大きなものとなり、何より完成を心待ちにしてくれた地域住民の方々から「ありがとう」と声を掛けていただいた時には、他に代え難い充実感を得られました。
・故郷である山形県へ帰って仕事がしたい。
・自然豊かな山形県で働きたい。
・そして何より、これまで勉強してきた建築関係の知識、技能をいかした仕事がしたい。
そんな思い、力を山形県の安全安心のために警察建築職として注いでみませんか?
あなたの受験申込みを心よりお待ちしております。