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更新日:2021年3月30日
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「歴史と伝統をつなぐ山形の『最上紅花』」が日本農業遺産に認定(平成31年2月 農林水産省)
1.日本の紅(あか)をつくる町
白鷹町は「紅花の山形」を代表する地域で、現在も「日本の紅(あか)をつくる町」として、日本一の紅花生産量を誇っています。かつて女性の口紅の原料や織物の染料として使用されていた最上紅花は、紅花商人を通じ北前船に揺られて京へ運ばれ、艶やかで鮮やかな紅や衣装として時代を彩りました。
2.日本一のヤナ場
町北部の最上川流域は五百川渓谷と呼ばれ、川幅が狭く流れが速いため簗場には絶好の地形で、昔から川魚漁が行われていました。現在、日本で最大級の常設の観光ヤナ場が設置されており、自由に見学できます。上流の菖蒲地区は江戸時代の最上川舟運の集積地区となっていました。
Tel:0238₋85₋5577、白鷹ヤナ公園あゆ茶屋
3.舟道開削跡とつぶて石
最上川の五百川渓谷付近の川底は岩盤群のため舟運利用は難しいとされていましたが、17世紀後半に通船を妨げていた黒滝が開削されて舟運が可能となりました。開削跡に立つ「つぶて石」には鎌倉時代の坂東武者が山の上から投げつけたものとの伝説があります。
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