更新日:2021年5月28日
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ここでは、山形ニュータウン「蔵王みはらしの丘」の事業目的・内容などについて紹介します。
「蔵王みはらしの丘」は、恵まれた環境のもと地域発展の先導的な役割が期待されている山形広域都市圏の都市機能の拡充と、ゆとりと潤いのある良好な居住環境を備えた新都市を計画的かつ一体的に整備し、21世紀社会に向けて、健康・福祉、文化・交流、自然、ゆとりをテーマとした暮らしの実現を目指しております。
平成10年度、地域振興整備公団(現:都市再生機構)は、まちづくり形成の基本方針、まちづくり計画と形成推進方策などを検討することを目的に、学識経験者や県・市・公団関係者からなる「山形新都市まちづくり委員会」を設置し、良好なまちづくりのための計画検討を進めてきました。
平成12年度、これまで委員会で検討した山形新都市の個性に基づき、「山形新都市まちづくり計画」を策定し、「蔵王に抱かれた美しいまち」という目標と、3つの方針、整備計画を定めました。
雄大な蔵王連峰への眺めをシンボルに、季節感あふれる自然とゆとりある生活環境とが調和した舞台で、山形ならではの楽しみを満喫できるまちをめざす。
雄大な蔵王連峰や白鷹山系のやまなみと美しいまちなみとがたがいに引き立て合う環境を想像し、四季の移り変わりを実感できる緑に包まれたまちをつくる。
誰もがゆとりや安心感を感じながら活動できる暮らしの場を創造するとともに、地域環境への影響に配慮しながら、循環型社会をめざし、快適に住み続けられるまちをつくる。
周辺の地域や魅力ある資源とも連携しながら、地域固有の自然・文化を楽しみ、人々が集い、来訪者ともふれあえるまちをつくる。
土地区画整理事業区域は、住宅地や誘致施設用地の供給ならびに中核エリアや公共公益施設用地を確保し、計画的な土地利用を進めるために、都市再生機構、山形県、山形市、上山市が事業区域を全面的に買収し、都市再生機構施行の土地区画整理事業として整備しています。
都市再生機構は、優良な住宅地と誘致施設用地の整備分譲を行い、山形県は、中核エリアに広域的交流機能を備えたミュージアムパークの整備を進めており、山形市は、地域交流型のスポーツコミュニティ施設の整備を計画しています。
また、県と市は、公園・緑地、教育施設、上下水道、アクセス道路など公共公益施設について、区画整理事業の進ちょくと調整しながら整備を行うとともに、区画整理事業に先立ち、地域の経済基盤としての農業を再構築することなどを目的に、農業緑地や移転宅地の整備を実施してきました。
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