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更新日:2022年9月22日

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油の流出事故にご注意ください!

暖房を使う冬季は、ホームタンクからの給油の際などに、ちょっとした不注意で河川に油が流出する事故が増えます。また、大雨や台風・地震などの自然災害により、屋外のホームタンクやポリタンクが転倒して、油等が流出するケースも見られます。河川の水は水道水や農業用水などに幅広く使われていますが、油流出事故が起こると下流域の人々の生活に重大な被害を与えてしまうことがあります。油の流出事故を起こさないように注意しましょう。
なお、原因者に、事故対応に使用したオイル吸着マット等の経費が請求される場合があります。

過去の油流出事故の発生件数

油流出事故の発生件数表

※1:令和2年度については1月末までの発生件数です。令和2年度の冬季は、油流出事故が大変多くなっています。
※2:月別割合(%)は平成28~令和1年度のものです。

油流出事故の発生数のグラフ

油の流出事故の主な原因

  • 《ホームタンクの元栓の閉め忘れ》
    灯油をホームタンクからポリタンクに小分けするときに「満タンになるまでの間、他の用事を済ませておこう。」とか、電話がかかってきて「ちょっとの間だから大丈夫。」とその場を離れてしまったことはありませんか?ポリタンクへの小分けは、2分程度で終わります。
    油流出事故の原因で一番多いのがこの様なケースです。つい灯油を小分けしていることを忘れてしまい、気づいたときにはホームタンクが空になってしまうことも…。
  • 《落雪、除雪作業等による配管の破損》
    屋根からの落雪により暖房機への給油配管が壊れてしまったり、雪に隠れた給油配管を除雪のときに気付かずに壊してしまう場合があります。
  • 《強風や地震によるホームタンクの転倒》
    台風による強風や大きな地震の揺れにより、ホームタンクが転倒する場合があります。ホームタンクの脚・固定箇所が腐食していたり、固定が不十分だったりしてはいませんか?

油の流出事故を防ぐには?

・灯油をホームタンクからポリタンクに小分けするときは絶対にその場を離れない2分間待ちましょう。
・やむを得ずその場を離れる場合は、一度元栓をしっかり締めてから離れるようにしましょう。
落雪からの給油配管の保護や、給油配管のある場所への目印の設置を行い、破損の防止に努めましょう。
・油漏れを未然に防止するためにホームタンク等の定期点検を行いましょう。

梅雨や台風シーズン、積雪期前には、ホームタンクの脚部に破損や腐食がないか確認しましょう。

もし、油の流出事故がおきてしまったら

油の流出事故を起こしてしまったり、河川や水路に油が浮いているのを発見した場合は、関係機関への早期通報をお願いします。
《連絡先機関》消防署、市町村、警察署、総合支庁

油の流出事故を防止して、きれいな川を守りましょう!

お問い合わせ

環境エネルギー部水大気環境課 

住所:〒990-8570 山形市松波二丁目8番1号

電話番号:023-630-2338

ファックス番号:023-625-7991