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更新日:2019年6月28日

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県立河北病院の業務縮小について

ご意見

河北病院は住民にとって生まれてから亡くなるまで見守ってくれる、安心の病院でした。それが、小児科の入院ができなくなり、出産も受け入れてもらえなくなり、若い世代が大きな不安を持ったものです。そこに今度は多くの診療科が赤字を理由に切り捨てられようとしています。高齢者の入院は長めになったり頻繁になったりして、近くの病院が本当に助かります。たくさんの家族で一緒に住むことは山形の本来の姿です。そのためにもこの河北病院は守ってほしいです。
お金がかかるなら、私たち住民はどんなふうにすれば病院を助けられるのか教えてください。(2019-06-10)

県の取組状況

河北病院は、平成16年度以降、29年度末まで14期連続の経常赤字となっており、山形県病院事業会計に資金不足を生じさせるほどの資金不足(平成29年度末 56億76百万円)に陥っています。
河北病院が引き続き地域の基幹病院として医療を提供していくため、また山形県病院事業会計の資金不足を解消するためには、河北病院の経営改善は先送りのできない状況となっています。
こうした状況を受け、この度、河北病院経営健全化計画を取りまとめたところですが、今回の計画は経営改善の方向性を取りまとめたものであり、診療科の存廃を決定したものではありません。具体的には、今後、外来患者の通院状況や地域の開業医等の受入体制について調査するとともに、地域の保健行政、診療体制に与える影響等も考慮して、慎重に検討を行うこととしています。
地域の皆様には、診療が必要となった場合に河北病院を御利用いただくなど、河北病院を支えていただきますようお願いします。(2019-06-25 その他 )

( 病院事業局 県立病院課 )