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更新日:2019年6月14日
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水の安全が脅かされているという放送を見ました。山形県の水質は大丈夫でしょうか。農薬や放射能から飲料水の安全は守られているのでしょうか。(2019-05-17)
山形県では、水質測定計画に基づき、河川、湖沼、海域の計104地点で延べ49項目の水質測定を行っております。
農薬項目については7項目を10河川で、放射性物質については51地点で水質検査を行っており、全地点において指針値を下回っていることを確認し、ホームページ等で公表しています。
また、環境省では、平成21年度から最上川の下流で水質検査を行っており、有機フッ素化合物(PFOA、PFOS等)の汚染については、最大値でも1Lあたり2.8 ng(1ngは1gの10億分の1)であり、健康影響のないレベルと考えられます。
県としましては、今後も環境省の動向を注視しながら、河川等の水質調査を計画的に実施し、公表してまいります。
また、水道については、法令により農薬を含む51項目の水質検査が義務付けられており、基準を満たした水道水のみが供給されています。放射性物質についても県内各地で定期的に測定され、これまで基準を超過したことはありません。なお、「有機フッ素化合物」については、法令上の検査義務がなく、本県の水道事業者においては測定していません。
県としましては、水質基準を定める国の動向を注視していくとともに、今後も市町村等の水道事業者に対し、適切な水質管理の実施について指導してまいります。(2019-06-13 実施中・実施済)