更新日:2019年5月8日

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薪ストーブへの補助金について

ご意見

薪ストーブや暖炉からは毒性が懸念される物質が排出されているが、なぜ山形県はこういった設備の設置に対し補助金を出しているのでしょうか。 (2019-04-01)

県の取組状況

山形県では、地球温暖化防止を推進するため、燃油に替わる燃料として木質バイオマス(間伐材等)の利用を拡大するとともに、再植林による二酸化炭素の森林吸収量の確保に努めています。こうした取組みを後押しするため、薪ストーブ等の木質バイオマス燃焼設備の導入に対する補助も行っています。なお、現在流通している木質バイオマス燃焼設備については、微小粒子状物質(PM2.5)等の有害な成分の排出量は極めて少ないものとなっており、また、燃焼効率の良い木質バイオマス燃焼設備を適正に使用することにより、排ガスの有害成分の排出を大幅に抑制することができます。
一方で木質バイオマス燃焼設備から発せられる煙や臭いに起因する近隣住民とのトラブルもあると伺っています。こうした状況を踏まえ、今後は、環境省が公表している木質バイオマス燃焼設備の適正使用のためのガイドブックの内容を、木質バイオマス燃焼設備の販売代理店や薪販売業者を通して使用者に紹介するなどし、木質バイオマス燃焼設備が適切に使用されるよう促してまいります。(2019-04-18 実施中・実施済)

( 環境エネルギー部 エネルギー政策推進課 )